有田みかんの 床矯正 歯列矯正日記

2002・11月 その1

■2002.11.1 痛い!ピンチです。


装置をつけた翌日、すでに舌の裏側と、その下の粘膜に炎症が起きていました。
黄色くぽちっと膨れています。
舌を動かすと引っかかって痛い、口を開きたくない、しゃべりたくない、そんな感じです。
風邪ひきもあってかなりつらいです。おそらく顔に縦線が入っていたでしょう。

次の予約は12日なのですが、このままだとどうにもこうにもしおしおのぱーです。
(意味不明ですが、ほんとにこんな気持ちでした)
鏡で口の中を見ると、ネジの亀裂の部分に間違いなさそうです。
右の犬歯のところにあるU字型の金具で歯茎も傷ついています。
これは着脱の時にこすって出来た傷です。

装置を付けること自体は思ったよりつらくないので、炎症の問題さえ解決すればいけそうです。
発音障害は時間が来れば問題ないはずです。

出来たら、夕方にでも行きたいんですが、今日はあいにく休診日、仕方がなく次の日の朝にクリニックに電話して見ていただくことにしました。
寝ている間は舌を動かすことがないので平和です。
翌日の朝、朝食前に装置をはずすと、ぴりっ(痛!)として、ネジの隙間に黄色いぽっちが挟まって装置と一緒に取れました。がちょーん!やっぱり挟まってたわ~そりゃ痛いわ。

診察時間を待って電話すると、来てくださいとのこと。夕方見ていただくことにしました。
午後の予定が早く終わったので急いで駆けつけました。

みかん「舌の裏が装置のネジの亀裂に当たって痛いです。今日肉片が取れました。
あと、前の犬歯のところもこすれて血が出ています。」

T先生「有田さん、隙間にはさまったんちゃうかな?(どれどれ)は~ここですね、どこがあたってるか見て、削りますわ~前も金具をゆるめますね。」

みかん「はい、お願いします。」

金具をゆるめていただいた後、いつもの白いペーストを装置に付けて当たっている部分をチェックしていただきます。
その後、その部分を削って角を丸くしていただきました。みかんが手で触ってずーずーしくチェックします。

T先生「傷が治るまでちょっと装置はずしとったほうがいいかもしれませんね。」

みかん「そうですね。治ってから付けます。」

T先生「装置を付けただけで矯正の効果がありますから、ネジもゆっくりちょっとずつ巻くようにしてください。」

そして、先日治療がすんだ右下の5番の臼歯に知覚過敏のお薬を塗っていただきます。
大きな虫歯だったため、ちょっと続けて塗ってもらいます。

っと、左のイスにちびっ子が座っていて衛生士さんとお話ししています。
下の装置を付けるのがいやな様です。
衛生士さんが優しく「どこが痛いかな?おねーちゃんが見てあげるからちょっと付けてみて?」
って話しかけています。

みかん「私もそんな風に言ってもらいたいです。」

みかん担当衛生さん「うはははは」

左ではあんぱんまんのシールをあげるという交渉まで始まっています。
大きく心が動いたようですが、いざ装置を口に入れるとすぐに出してしまいます。

みかん(上の装置をはずしながら)「どーしたん?ほらー見てー、一緒やでーほらほら、こうやってつけんねんでー。大丈夫やでー」

衛生士さん「あーほんまやなーおねーちゃんも付けてるわー、一緒やなー」

(注)おねーちゃんとはみかんのことです。にやり

その後もちびっ子は装置を口に入れて歯の上に載せますが、どうしてもそこから押し込むことが出来ない様子です。本人はやる気ですが身体が思いっきり拒否しています。
恐怖を感じているようです。おう吐反応かもしれません。

衛生士さんは決して無理矢理自分で押し込んだりせず、ちびっ子本人に装置を入れさせてらっしゃいました。

私は、そこで終了だったのでどうなったかは解りませんが、うまくいくといいなーと思っています。

初診の時は同じ様な年のちびっ子が「入れ歯入れてんねん」と自慢げに見せてくれましたが、ちびっ子はみんながみんな出来るとは限らないのかもしれません。
本人の意思で治療を受ける大人と、親御さんの子供さんを思う気持ちで行う子供さんの治療の差ですね。

口内炎のお薬(軟こう)を出していただき、終了です。

670円を支払って帰ります。下の装置はケースに入れてお持ち帰りです。


帰宅後、夕食を取りました。下の歯がじわーっと筋肉痛の様です。
上の歯も最初のころこうやったなーと思い出しながら食べていました。
そう、大変なのは最初の一ヶ月やねん。がんばろう!と決意を新たに就寝時は着けて寝ることにしました。

歯磨きの後、軟こうを炎症の部分に付けて装置を付けて寝ました。

翌朝、痛みが収まってる?と思いましたが、しゃべるとやっぱりちくっと痛みます。
朝食前に装置をはずすと、ネジの部分にべったりと軟こうが付いていました。
口の中にも残っています。あまり溶けだしていないようです。

むむむ、これは使えるかも・・・・

食後歯磨きをして装置を付ける前に装置の亀裂の部分に軟こうを盛り上げて塗りました。
ブラケットが痛いときにワックスを付けるそうですが、それを軟こうでやるわけです。
もちろん炎症の部分にも軟こうがあたるわけです。

結果は・・・・
ワックスほどの効果があるかどうかわかりませんが、装置には夜まできちんと軟こうが付いていました。炎症もずいぶん収まってきました。これでなんとか乗り切れそうです。

が・・・・・
新たな問題が発生しています。右下の6番の治療済みの歯が痛いんです。
歯磨きの時口をゆすいだり、食事の時にじ~んとするだけだったんですが、何もしなくても日に数回じ~んと痛み始めました。このまま収まってくれるのか?再治療が必要なのかも?
しおしおのぱーです。